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熊田 政弘; T.T.Vandergraaf*
放射性廃棄物研究連絡会論文集 (VI), 10 Pages, 1991/06
カナダ原子力公社との協力研究により、ホワイトシェル研究所の地下研究施設(URL)の地下240mレベルに専用の実験室を開設し、破砕帯中の地下水と岩石試料とを用いて、深地層条件下における花崗岩中核種移行実験を行った。ヨウ素、テクネチウム及びアクチニド核種(Np,Pu,Am)を使った実験のうち、Tcのカラム実験では、地下水中のテクネチウムがTc(VII)からTc(IV)に還元されてカラム内に強く収着することが分かった。これは酸化性条件下における吸着実験結果から予測されなかったもので、URLに設置した本実験システムが原位置の地球化学的条件を良く反映したものであることを確認した。
熊田 政弘; T.T.Vandergraaf*
Proc. of the 3rd Int. Symp. on Advanced Nuclear Energy Research; Global Environment and Nuclear Energy, p.414 - 419, 1991/00
深地層条件下における放射性核種の移行挙動を調べるため、原研とAECLは地下研究施設(URL)の地下240mレベルに新しい実験システムを開発した。URLの地下240mレベルの実験室に嫌気性グローブボックスを設置し、グローブボックス内で亀裂帯から採取した花崗岩質岩石試料と地下水を用いて、テクネチウム及びヨウ素についての拡散実験とカラム実験を実施した。ヨウ素のカラム実験では、注入したIのほとんど100%が流出したが、テクネチウムでは注入したTcの大部分がカラム内に強く吸着された。